「売れた金額=手元に残るお金」ではありません
不動産売却でよくある誤解が、「売却価格がそのまま手に入る」というもの。実際には、いくつかの費用や税金が差し引かれます。事前に把握しておくことで、資金計画が立てやすくなります。売却時にかかる主な費用① 仲介手数料不動産会社に支払う成功報酬です。法律で上限が定められており、売却価格が400万円超の場合は「売却価格 × 3% + 6万円(+消費税)」が上限の目安です。② 印紙税売買契約書に貼る印紙の費用です。契約金額に応じて変わります。なお、不動産売買契約書の印紙税には軽減措置があり、2027年(令和9年)3月31日までは税額が軽減されています。③ 登記費用住宅ローンが残っている場合の抵当権抹消登記などにかかる費用です。④ その他測量費・解体費・ハウスクリーニング代・引っ越し費用などが、ケースに応じて発生します。利益が出たらかかる「譲渡所得税」売却して利益(譲渡所得)が出た場合、所得税・住民税がかかります。税率は所有期間によって異なり、5年以下(短期)は約39%、5年超(長期)は約20%が目安です(復興特別所得税を含む)。ただし、マイホームの3,000万円特別控除や、相続空き家の特例(記事5参照)など、税負担を軽くできる制度もあります。手取り額のざっくり計算式手取り額 = 売却価格 -(仲介手数料 + 各種費用 + 譲渡所得税など)正確な金額は物件や事情によって変わります。売却前に「いくら残るのか」をシミュレーションしておくと安心です。
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