共有名義の不動産を売却する方法|相続で兄弟共有になった実家はどうする?

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2026年08月09日

共有名義の不動産を売却する方法|相続で兄弟共有になった実家はどうする?

「とりあえず共有」が後々のトラブルの種に

相続の話し合いがまとまらないとき、「とりあえず兄弟で共有名義にしておこう」という結論になることがあります。その場では平等に見えますが、実はこれが後々の大きなトラブルにつながります。

共有名義の最大の問題は「全員の同意が必要」

共有名義の不動産を売却するには、共有者全員の同意と署名・押印が必要です。一人でも反対すれば売れません。さらに厄介なのは、時間が経つほど共有者が増えていくことです。

たとえば、3人兄弟で共有した実家。そのうち一人が亡くなると、その持分はさらにその子どもたちへと引き継がれます。気づけば共有者が10人を超え、面識のない親戚まで含まれる——こうしたケースは決して珍しくありません。

共有状態を解消する4つの方法

① 共有者全員で売却する

最もシンプルで、金銭的にも有利な方法です。売却代金を持分に応じて分けます。話がまとまるうちに実行するのが理想的です。

② 他の共有者に自分の持分を買い取ってもらう

実家に住み続けたい相続人がいる場合に有効です。適正な価格の算定が重要になります。

③ 自分の持分だけを第三者に売る

法律上は単独で可能ですが、買主が限られ、価格も大幅に下がる傾向があります。他の共有者との関係悪化も招きやすく、慎重な判断が必要です。

④ 共有物分割請求を行う

話し合いがどうしてもまとまらない場合、裁判所に分割を求める方法です。時間も費用もかかるため、最終手段と考えましょう。

早く動くほど、選べる道が多い

共有の問題は、時間が経つほど関係者が増え、解決が難しくなります。「今は困っていないから」と先送りせず、共有者が少ないうちに方針を決めることが何よりの対策です。

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